羊飼いの暮らし──イギリス湖水地方の四季 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)本無料ダウンロードpdf
羊飼いの暮らし──イギリス湖水地方の四季 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
strong>本, ジェイムズ リーバンクス
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によって ジェイムズ リーバンクス
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内容紹介 太陽がさんさんと輝き、羊たちが山で気ままに草を食む夏。 羊飼いたちのプライドをかけた競売市が開かれ、一年で一番の稼ぎ時となる秋。 過酷な雪や寒さのなか、羊を死なせないように駆け回る冬。 何百匹もの子羊が生まれる春。 湖水地方で600年以上つづく羊飼いの家系に生まれ、 オックスフォード大学に学んだ著者が、 一家の歴史をたどりながら、 厳しくも豊かな農場の伝統的な生活、 そして湖水地方の真実をつづる。 「リーバンクス氏は、多くの人が『こう生きたい』と 心のどこかで願っている生活を静かに継続させている。 その事実は、ある種の憧憬と共に、 人の心をゆるやかに温めてくれるのだ」 ―ー河﨑秋子(羊飼い・作家 本書解説より) 内容(「BOOK」データベースより) 太陽がさんさんと輝き、羊たちが山で気ままに草を食む夏。羊飼いたちのプライドをかけた競売市が開かれ、一年で一番の稼ぎ時となる秋。過酷な雪や寒さのなか、羊を死なせないように駆け回る冬。何百匹もの子羊が生まれる春。600年以上つづく羊飼いの家系に生まれ、オックスフォード大学に学んだ著者が、一家の歴史をたどりながら、厳しくも豊かな農場の伝統的な生活、そして湖水地方の真実をつづる。 著者について イギリス湖水地方の東部に暮らす羊飼い。オックスフォード大学卒業。ユネスコ世界遺産・持続可能な観光プログラムのアドバイザーも務める。2015年に発表した初の著書である本書は、《サンデー・タイムズ》紙のNo.1ベストセラーとなり、《ニューヨーク・タイムズ》紙をはじめとする多数の有力紙誌で絶賛された。また、Twitterアカウント @herdyshepherd1 は現在11万人以上のフォロワーを抱える。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) リーバンクス,ジェイムズ イギリス湖水地方の東部に暮らす羊飼い。オックスフォード大学卒業。ユネスコ世界遺産・持続可能な観光プログラムのアドバイザーも務める。2015年に発表した初の著書である『羊飼いの暮らし―イギリス湖水地方の四季』は、“サンデー・タイムズ”紙のNo.1ベストセラーとなり、“ニューヨーク・タイムズ”紙をはじめとする多数の有力紙誌で絶賛された 濱野/大道 翻訳家。ロンドン大学・東洋アフリカ学院(SOAS)タイ語および韓国語学科卒、同大学院タイ文学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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本書で書かれているのは、タイトルから連想する、実務的な羊飼いの暮らしだけではない。内容は自然や生物と人間の共存、時代の流れと伝統、そして、作者自身や彼の家族の物語などである。文章はテンポも描写もよく、ユーモアも程よく交えてあり、読みやすかった。読了後はよく出来た映画の脚本のような印象を受けた(労働階級のサクセスストーリー)。迷いこんだ?犬を射殺するかどうかの場面が個人的に心に残った。総評として、狭い世界で生きていた鳥籠の中の鳥が飛んでいく話と言ってもいいかもしれないし(クサいですけど)、羊が柵を越え、新たな世界と出会い、何かを感じ、また戻ってくる話だと言ってもいいかもしれない。パラダイムから一度、身を離す事で視野は広がる。そのテーゼはこの世で生きる全て人に対して共通の教訓に思える。楽な仕事ではないが歴史や矜恃があるから出来ることなのだろう。羊飼いというテーマをここまで奥行きのある物語にしたのは見事で、雄大な景色が広がる湖水地方で草を食む羊たちの姿が目に浮かぶ本でした。
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