本当はひどかった昔の日本: 古典文学で知るしたたかな日本人 (新潮文庫)ダウンロード

本当はひどかった昔の日本: 古典文学で知るしたたかな日本人 (新潮文庫)

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によって 大塚 ひかり
3.7 5つ星のうち10 人の読者
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内容紹介 育児放棄から人身売買、マタハラに介護地獄。 現代の悲惨な話は、全部過去の日本に存在した! 昔の日本では、子供は健やかに育てられ、家族は愛に満ちていた……なんて大嘘。『古事記』や『枕草子』『源氏物語』『宇治拾遺物語』をひもとけば、育児放棄や児童人身売買、マタハラに介護地獄、ストーカー殺人から動物虐待まで、現代に負けない残虐悲惨な話だらけ! しかし、それでも逞しくて人間味あふれる日本人の姿を、日本文学の古典から読み解く文芸ワイドショー。【目次】捨て子、育児放棄満載の社会―昔もあった大阪二児餓死事件昔もあった電車内ベビーカー的論争―「夜泣きがうるさい」と子を捨てるようシングルマザーに迫る村人たち虐待天国江戸時代―伝統的「貧困ビジネス」の実態本当はもろかった昔の「家族」―虐待の連鎖も描かれていた『東海道四谷怪談』マタハラと呼ぶにはあまりに残酷な「妊婦いじめ」毒親だらけの近松もの昔もあった介護地獄―舌切り雀の真実昔もあったブラック企業―リアル奴隷の悲惨な日々昔もいた?角田美代子―家族同士の殺戮という究極の残酷いにしえのストーカー殺人に学ぶ傾向と対策〔ほか〕 内容(「BOOK」データベースより) 昔の日本では、子供は健やかに育てられ、家族は愛に満ちていた…なんて大嘘。『古事記』や『枕草子』『源氏物語』『宇治拾遺物語』などをひもとけば、育児放棄や児童人身売買、マタハラに介護地獄、ストーカー殺人から動物虐待まで、現代に負けない残虐悲惨な話だらけ!しかし、それでも逞しくて人間味あふれる日本人の姿を、日本文学の古典から読み解く「文芸ワイドショー」。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 大塚/ひかり 1961(昭和36)年横浜市生れ。古典エッセイスト。早稲田大学第一文学部日本史学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
以下は、本当はひどかった昔の日本: 古典文学で知るしたたかな日本人 (新潮文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
筆者の視点は、これでもかと「昔はよかった」を否定するために、上古~平安期、江戸期等の文献を紹介し、これを、近年の犯罪や事件に照らして、「昔は酷かった」というのですが。率直に言って、くどいです。1冊丸ごと、そんな事例ばかり読まされても、ある意味、気味が悪いばかり。そして、「ではこれからどこに向かうべきか」を提示していないことが、決定的に欠陥として残ります。筆者はキリスト教系の学校を出て、また、ご自身も心を病んだ経験がある、と言われていますがそれでは、キリスト教的世界観からすれば、黙示録的な終末思想を根底に持っていて、それを否定せんがためにこの本を上梓したのでは?また、心身症の回復は思考の根底に影響されていないのか?という感覚にも通じるものがあります。【追記】当方自身、かなり、うつ病に悩んだ時期がありますので、思考の根底になにかその影響や、薬の副作用の後遺症のようなものはありますので。「ブスの壁(差別用語的にはどうかと思いますが)」という言い方で、上古から、容姿が重視されていた、とも強調されていますが、一方では、「悪源太」「醜の看盾」という言いならわしも、防人の世からあります。一時、話題になった、息子に「悪魔」君、という実名を付けたというニュースで、故筑紫哲也氏が、「悪・醜というのは、男子にとっては必ずしも蔑称にならないのではないか」という提案をしていました。実際、「醜の看盾」という言葉は、今でも防衛軍には通用しますし、決して悪い意味ではなく、敵を威嚇し、抑止するには必要という面があります。今を生きる日本人が、「昔は良かった」というのは、諸々の問題もありつつも、日々、生活の利便性や、経済的右肩上がりであった、昭和30年代以降の、高度経済成長期を思ってのことではないでしょうか。筆者は、当方と1歳しか違わないのですが、何故か、ノスタルジックに思い返すと、不潔で貧しかったとしても、明日は今日より良くなる、と信じていられた、1970年代半ばまでの風景を無視している。平安期等の都の闇や、庶民・貴族の生活の一面、恐ろしいところは、例えば、夢枕獏氏の陰陽師シリーズに活写されていますし、その方がよほど説得力があります。薄い文庫本なのですが、そんな「胸糞悪さ」故に、読み始めてから飛び飛びにしか読めず、結局、読了まで1カ月かかりました。反面教師的な意味でしかお勧めできません。価値がありそうなのは、巻末の文献一覧くらいで、しかも、イザベラ・バードの「日本紀行」や、ルイスフロイスの「日本記」等は、日本の先進性や規律正しさ、民度の高さの記述を敢えて避けて、否定的な部分だけ抜き出しています。その意味では新鮮ではあっても、読後感は良くありません。

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