子どもの夢を叶える家族の教科書

子どもに対して親をはじめとした大人は「夢を持て」と願うのは当然かもしれませんが、その願いを伝える接し方を間違えると、漠然とした無責任な押し付けにならないとも限りません。本書は、夢の描き方を一つのシートにまとめあげられており、その中でも夢・目標に対しての「何のため？」をシンプルに問うことの出来る「４つの観点」は漠然とした夢ではなく、本当に得たいもの・大切にしたい価値に気づかされる優れた思考方法だと思います。この思考フレームが子どもの頃からインストールされれば、将来の描き方の頼もしいガイドになるでしょうね。私自身過去を振り返って思ったのは、子どもの頃に描いた夢が叶わなかった（叶えることを望まなかった）のは、こういう考えのもと設計していなかったからだな・・と腑に落ちました。本書で紹介されていた小学校2年生のお子さんのシートには感動でした！